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2021.10.22
どんな治療にも想定通りにいかない場合があります。
そんな時の対応についてまとめます。
マウスピース矯正はマウスピースを歯に装着するだけではなく、それを補助するために歯の表面にアタッチメントという白いプラスチックの突起を装着します。
そこにマウスピースががっちりハマってくれて歯が動いてくるので、非常に重要なものですが、その分強い力がかかるところなので、このアタッチメント自体が外れることはよくあります。
特にマウスピース矯正を始めたばかりの頃は歯並びも悪くて、皆さんも付け外しが慣れていない時期なので、このアタッチメントが外れやすいです。
なので、マウスピースの付け外し時にアタッチメントが外れていないかチェックしていただきたいなと思います。
Q.もしも外れてしまったら?
基本的に外れたら早めにつけなおしをさせていただくことが必要です。
できるだけ早めに可能なら外れてから1週間以内くらいには付けなおしに来ていただけたらと思います。
矯正開始時に登録いただいた当院の公式LINEにて外れた旨をお伝えいただけたら状況に合わせて最適な指示をさせていただきますので、もしよかったらLINEにてご連絡ください。
紛失した場合、失くされたタイミングによって対応策が変わります。
・マウスピースを付けて5日目や6日目のように1週間近く付けてから紛失した場合。
その場合は次のマウスピースを試してみて、浮き上がりなく付けられそうであれば、そのまま次のマウスピースに 進む事ができます。
・付け始めて1日目、2日目くらいでマウスピースを失くされた場合
次のマウスピースを試してみてください。
次のマウスピースが入らない場合はマウスピース1つあたり1万円程度の費用をいただいての作り直しという対応が必要になる可能性があります。
マウスピースを付けて歯を動かしていくと、マウスピースの動きと歯の動きにずれが生じることがあります。
これをアンフィットと言います。
適合状態が良いマウスピースの画像がこちらです。
適合不良が起きると、歯の先端とマウスピースの間に隙間が空いてきます。
原因
☑︎マウスピースの装着時間が短い
☑︎マウスピース装着時にチューイングシートをちゃんと噛んでいない
☑︎歯の動きの難易度が高い場合
奥歯は何もなくてもマウスピース同士が当たって適合しやすいですが、前歯はチューイングシートでしっかり噛んでもらわないと浮いてきやすいです。
特に前から2番目の歯はアンフィットが起こりやすい部位です。チューイングシートをしっかりと嚙んでください。
Q.もしも浮き上がってしまったら?
もしもアンフィットが生じた場合、まずはLINEにてご連絡ください。
その際に前歯であれば写真を送っていただけると判断がつきやすいです。
1週間交換ではなく10日交換にすることでフィットが良くなる場合もあれば、次の計画に進んだ方がいい場合もありますので、指示に従って対応いただけたら幸いです。
マウスピース矯正をしている間に例えば何か痛みが出たり、腫れが出たりして、歯の治療が必要になってしまうこともあります。
マウスピース矯正はちょっとでも歯の形が変わると、しっかりとマウスピースが付けられなくなる可能性があるので、歯の形の変化は命取りです。
治療によって変化が生じた場合、小さな変化であれば、マウスピースに合わせて歯の形を整えることで対応できる場合もありますが、マウスピース自体を作り変える必要が出てくることもあります。
治療をされる場合は治療の前に一度 当院までご連絡ください。
保障については全体矯正か部分矯正かによって内容が少し変わります。
保証期間:作成開始から2年間
追加治療:期間中は何回でも可能
(2回目以降追加費用¥22,000+調整料)
部分矯正は上下の大臼歯以外の20本を対象とした治療計画です。
最初に立てた計画の後、マウスピースの追加作成は1回までは無料でできますが、複数回の修正となると追加の費用が発生します。
2年以内であれば後戻り等への対応や微妙な歯列の修正もできます。
保証期間:1年
追加治療:1回まで(追加費用なし)
1回を超えると追加ができず新規の小枚数のプランで微調整をしないといけません。
1回の追加で終了する方が9割ですが、2回目以降の追加調整を希望される場合は数万円単位での追加費用が必要になります。
部分矯正の価格で奥歯まで動かすことができる新しいプランの矯正治療です。
歯を抜かなくても治療が可能だけど、部分矯正だと少し治療できるか怪しい時に提示させていただきます。
保証期間:作成開始から5年間
追加治療:期間中は何回でも可能
(短期間でのマウスピース紛失による再製作は追加費用をいただく可能性があります)
全体矯正は最も適応の広いマウスピース矯正です。
抜歯をしての乱れの治療や口元の改善に使うことが多いです。
全体矯正は5年間の中である程度自由に計画を変更できます。そのため顎の成長過程でのマウスピースのずれ等にも対応しやすいのがメリットです。
今まではシステム上、無制限で作り直しをすることができていましたが、最近ではインビザライン側で計画修正をしすぎると追加費用が掛かるような設定になったので、計画修正がたくさんたくさん必要ないように治療を組み立てていく必要があります。
保障はありますが、極力矯正のルールを守りつつ頑張っていきましょう。
全体矯正 部分矯正共に、患者さん自身に装着時間と装着や管理の方法をしっかり守ってもらいながら矯正を頑張っていただく必要があります。
ただその部分を守っていただいていたにもかかわらず、こちらの計画の問題や、骨の状況によってマウスピースの浮き上がり等の問題が生じることもありますので、その際には僕たちのできることをなるべく費用が掛からず行えるように対応しようと思いますので、よろしくお願いします。
何もなくスムーズに行くように努力していきますが、やはり時にうまく行かないことも出てくると思いますので、この情報が参考になれば嬉しいです。
これからの治療も頑張って、きれいな口元を目指していきましょう!
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