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2021.09.29

マウスピース矯正中の飲食の注意点

こんにちは 姫路スマイルデンタルオフィス院長の松島です

マウスピース矯正(インビザライン)オフィシャルコンテンツはこちらをどうぞ。

今日は以下のテーマでお話しします。

マウスピース矯正中の飲食の注意点

マウスピース矯正を始めたばかりの方は、矯正中に食事が難しいとか、どうしたらしいのかわからないということも結構多いんじゃないかなと思うんですが、

今日に関してはマウスピース矯正を自分も受けている僕の実体験も交えながら、マウスピース矯正中の飲食はどうしたらいいのかについて具体的にお話ししていこうと思います。

ぜひマウスピース矯正を始める前の人や始めた直後の方は参考にしてみてもらえたらと思います^^

マウスピース矯正は見えにくい反面、食事の際に面倒がある

マウスピース矯正というと、周囲の人に気づかれずに矯正ができるので、最近注目を集めている治療法で、結構大人の方が矯正を始めるにあたって選ばれることが多いように思います。

そんなマウスピース矯正ですが、見えにくいとか、痛みが少ないといったメリットがある反面

飲食の際に取り外しをしないといけないという煩わしさがあります。

普段から間食あまりしないから別に気にならないという人もいれば、結構ストレスになる人もいると思いますが、僕自身はマウスピース矯正している時、最初の頃にはストレスに感じたので、その部分を解消する方法を実体験からお話ししていこうと思います。

※今回お話しする内容はあくまで基本から外れた方法なので、厳密には推奨できる方法ではありません。その点を注意していただけたらと思いますが、患者さんそれぞれの状況を見ながら担当の先生と相談しながらやってみてください。

【今日の目次】

1.マウスピースをつけたまま飲みやすい飲み物

2.マウスピース矯正中に食べやすい外食

この2つの点から見ていきましょう。

1.マウスピースをつけたまま飲みやすい飲み物

まず1つ目がマウスピースをつけながら飲みやすい飲み物についてです。

基本的にクリニックでは患者さんに『マウスピース矯正中は飲食の時以外はマウスピースしててください』とお伝えしますが、やっぱり毎回飲み物飲む度にマウスピースを外すのは大変だなと思うことはあると思うんですね。

原則でいうと、マウスピース付けながらの飲食は水だけにしてくださいというのがルールなんですが、人間ですからさすがに水以外も飲みたくなりますよね。

Q.なぜマウスピースをつけたまま水以外を飲んではいけないのか?

ではなぜマウスピースを付けたまま水以外を飲んではいけないか?

これを知らないと話が分かりにくいと思うので、その理由をお話しします。

この理由というのは、虫歯のリスクや着色・臭いを防ぐためというものになります。

○まず虫歯のリスクに関して。

マウスピースを付けたまま甘いものを飲むと歯とマウスピースの間に砂糖の入った飲料がはいってしまって、それがずっと歯の表面に接したままになります。

通常であれば唾液の成分で洗い流されるのが、洗い流されなくなってしまうのでものすごく歯の表面が酸性に傾いて、どんどん歯が溶けやすい状況になってしまう。

なので、甘いものというのは最も避けてほしい物の1つになります。

○続いて、着色と匂いです。

マウスピースしている上からコーヒーや紅茶を飲むとマウスピースがかなり着色しやすくて、特にコーヒーとかだと匂いも結構つきます。

その結果見た目が汚くなったり、口臭が出てきてしまうんですよね。

なので、マウスピースをしたまま色とにおいの強い飲料を飲むのは止めたいただいた方が良いと思います。

どのようなものが飲めるか?

ではこれを踏まえてどのような物を飲むのが良いかというと

僕が今まで飲んできたのは、まず水、そしてどうしても水でないものが飲みたい時には、弱い炭酸水、色の薄いジャスミンティー等のお茶、そして、どうしても甘いものが欲しい時はレモンティー

こういったものを飲むようにしていました。

なんにせよ色の薄いものを選んでいただいた方が良いなと思いますし、糖分は極力避けてもらった方が良いです。

レモンティーは糖分は多いですが、甘いジュース程の糖分はないので僕自身選んでおりました。

その上でポイントは、飲んだ後は糖分の含んだものだと結構口の中がねばついて気持ち悪くなるので、極力早く外して洗浄してもらったり水も一緒に買って、飲んだ後には軽くゆすいでもらったりした方がより良いかなという事です。

以上が飲み物に関しての内容です。

2.マウスピース矯正中に食べる物

では続いてが食品についてお話しします。

飲料に関しては付けたままで飲めるものを紹介しましたが、食品に関しては必ずマウスピースを外してから食べてください。

たまに柔らかい饅頭みたいなものをマウスピースしたまま食べる人もいますが、マウスピースが変形したり、歯の表面につけたアタッチメントが取れやすくなるなどの問題が出やすいので、必ず外していただきたいなと思います。

その上でマウスピースを外して食事をして、その後歯磨きをしてマウスピースを戻すというのが理想だと思いますが、外食の時にはそうもいかないと思うので、ここではマウスピース矯正と相性の悪い食べ物をお話ししていきましょう。

マウスピースをしている時に問題が起きやすい食事

マウスピース矯正中相性の悪い食べ物は以下が代表的なものです

・カレーとかニンニクの入ったラーメンみたいな匂いとか色の強い食事

・ピザとかパンのような前歯を使って嚙み切るような食事です。

まずカレーやラーメンなんですが、これは純粋にこれを食べた後、歯磨きせずにマウスピースを入れると歯とか、マウスピースにすごく強いにおいと着色が残ってしまうので、かなり不快感が強くなります。

特にカレーに関してはマウスピースが一気に黄色くなってしまうので特に注意が必要です。

特別 歯にとって悪い というようなものではないんですが、食事してから歯磨きするまでものすごい気持ち悪い時間を過ごさないといけなくなるので、注意していただいた方が良いと思います。

元々マウスピース矯正中は汚れが残りやすかったり口が乾燥しやすくて口臭が出やすくなるのですが、こういった食べ物はそれを助長するので注意してください。

続いてピザやパンについて。

マウスピース矯正に限らず矯正中というのは、結構前歯に持続的に強い力がかかっているので、ある種の炎症状態になっています。そういう時に前歯で強くかむと、痛みが出やすいんですよね。

その他の食事であれば痛みのある前歯を避けて、奥歯で物を噛めば良いんですが、パンのように前歯を使って嚙み切らないといけないような食事の際は結構痛いので注意が必要です

フランスパンのように固いものでなくて柔らかめのパンでも、ぐっと嚙むと前歯に意外と強い力がかかるので注意して下さい。

痛みがなければ全然いいのですが、痛いなという時には、小さく切ってから食べてもらったり、ゆっくり噛むようにしていただいた方が良いと思います。


はい、ということで今日はマウスピース矯正中の飲食についての内容でお話しましたがいかがだったでしょうか?

マウスピース矯正中は色々とストレスもかかると思いますが、工夫しながら一緒に乗り切っていけたらと思っております。この情報が参考になれば嬉しいです。

では今日はこれで終わります。

健やかにお過ごしください。

姫路スマイルデンタルオフィスでした。

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