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2021.11.10

【トラブル】アライナーのアンフィットについて

こんにちは姫路スマイルデンタルオフィス
院長の松島弘晃です。

マウスピース矯正(インビザライン)オフィシャルコンテンツはこちらをどうぞ。

本日は以下のテーマでお話します。

アライナーのアンフィット

アライナーというのは矯正に用いるマウスピースの正式な呼び方

アンフィットというのは『フィットが良くない』ということですが、

本日は『マウスピース矯正中にマウスピースが合わなくなってきた場合の対処法』についてお話していこうと思います。

【目次】

  1. アンフィットはどんな状態
  2. アンフィットが起きたらどうするか?

1.アンフィットはどんな状態か?

まず最初にどのようになったらアンフィットなのかについて紹介します。下の画像をご覧ください。

これを見てどれがアンフィットになっている歯かお判りでしょうか?

もしかしたらどれも同じに見えるかもしれません。

ではもう少し拡大していきましょう。

これなら若干分かるかもしれません。

正解は『左側の前歯の隣の歯 側切歯といわれる歯の部分です。』

アンフィットの見極め方としては、マウスピースをしていて、鏡で見ると明らかに隙間ができてくる歯が出てくるので、それで判断してください。

よく生じる部位としてはこの側切歯という歯です。

なのでまずはこの側切歯が浮いてきていないか。それだけを確認していただくだけでもいいかなとも思います。

この状態でマウスピースをどんどん交換していくと、矯正後の理想の状態からどんどん外れていってしまうので、注意してください。

2.アンフィットが起きたらどうするか

ではつづいてこのようなアンフィットが生じた場合の対処法についてお話します。

今回のような1本の軽度なアンフィットであれば対処は簡単で、チューイングシートをしっかり嚙んでいただければ1日2日でちゃんと適合してくると思います。

チューイングシートというのはマウスピースと一緒にお渡ししているゴムシートのことです。

チューイングシート

これを特にアンフィットの起きている歯の所で噛んでください。

一度アンフィットが生じたところは今後も何度もアンフィットが生じやすい部分になるので、マウスピース装着の度によく注意して観察するようにしてください。

これをするかどうかでマウスピースの適合が大きく変わって、矯正治療の成功率が変わってきますので頑張ってみてください。

・チューイングシートを嚙んでもアンフィットが治らない場合

もしもチューイングシートを使用していただいてもアライナーのアンフィットが治らない場合には、すぐ当院までご連絡下さい。電話でも公式LINEでもどちらでも大丈夫です。

来院される際にはアンフィットしているアライナーとそのもう1つ前のアライナーをお持ちの上、来院してください。状況によって適切な対応を行わせていただきます。

歯をしっかり動かそうと思えば思うほどアンフィットは生じてきます。

大きな歯列の乱れを解消しようとしている場所ほどアンフィットは生じやすいので、特に乱れが多い歯の部分はよく観察していただいて、さらによくチューイングシートを噛むようにしてください。

トラブルなく矯正が最後まで終われば最高ですが、やはり問題が生じることはありますので、皆さんがスムーズに矯正治療を終えていくお手伝いができたら幸いです。

もしも気になることがあればすぐに当院までご連絡ください。

よろしくお願いいたします

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